Salesforce 取引先責任者の活動入力したら、商談もUPDATEする

ToDoや活動の関連先に表示するオブジェクトの選択

ToDoや活動で「関連先」に表示されるオブジェクトを特定のものに絞り込んだり、表示される順番を変更することは可能か。(取引先・商談のみにする、など)

現状使用していないオブジェクトも表示されており、必要ないものは非表示にしたい

https://trailhead.salesforce.com/ja/trailblazer-community/feed/0D54V00007MXneqSAD

というニーズがあります。

昔は関連レコードが商談、ケース程度しかなかった頃から多少やっかいだった項目で、アプリ(タブに該当する塊)を作れば作る程『関連先』が山ほど出てくる現象が発生します。

うっかりZOOMインテグレーションを入れると関連レコードが洪水を起こします(そしてユーザーさんたちはほぼ使わないw)

海外のアプリケーションの特徴で、表示レコードがアルファベットの場合、▼を押して商談の頭文字"o" をクリックすると商談が選択できて、取引先責任者の活動終了時に商談にデータを紐づける事が出来るのですが、日本の場合▼を押して商談にたどり着くのに一苦労します。

対応策 2023年版

並べ方であればオブジェクト名そのものを変更すれば対応可能です。

例えば 1.商談とかですね

ある程度利用している環境だとオブジェクト名を変更すると色々不具合が出る可能性があります

回避方法の注意点

今回の回避策は「タブと表示ラベルの設定」の変更ですが、こちらの名称を変更すると、今回の行動の関連リスト以外にも様々な部分でオブジェクトの名称が変更されてしまいます。
なので「タブと表示ラベルの設定」で変更する際は、他にどのような部分で名称が変更されるかSandboxなどで確認してから本番で変更することを強くお勧めします。

結論…怖くてできない

2001年 4月 に日本に上陸して、もうすぐ25年が経過しているのに、関連先の順序制御が出来ないのは悲しい次第ですね。

Salesforceで行動(カレンダー)の関連先を簡単に設定する方法 #Salesforce - Qiita

今回はSalesfroceで行動(カレンダー)で関連先を簡単に紐づける方法を見ていきます ※場所的にはSalesforceの↓です ここで関連先が(通常はリード、取引先責任者と並んで…

ワークアラウンドとして、関係のないアプリは『非表示にする』という解決策はありますが、ケースも商談もキャンペーンも使っているメンバーには何の解決にもならない結果になります。

salesforceのTODO、活動レコードの特徴

セールスフォースにの運用では、『お客様・見込み顧客の誰』と『何』の件で行動をしたというような方式でレコードを保存します

営業の生産性を爆上げするSFDCの利用方法

営業活動の生産性を上げる上では、『放置案件』をなくす事が重要で、電話不在だったので明後日電話しよう!と思っているうちに、翌週になってしまって案件の刈取りができなかったなどの痛い思い出がある営業の方は多いのではないでしょうか?

これを回避するためにSalesforceのTODOを利用するやり方が想定できますが、当方もインサイドセールスの際、1日のTODOが100を超え始めて運用が破綻します。(不在だったので明日電話しよう!と日付をずらし続けていたらある日突然100を超えたTODOが襲ってきて、優先順位を付けられずに運用破綻したのを思い出します)

そこで商談一覧を引っ張ってくるのですが、Salesforce さんのように追いかける案件が20~30で安定している会社様の場合は問題ないのですが、100~200の小さい案件を抱えるビジネスの場合、各商談に対していつ電話・メールをしたのか?(放置しちゃってる案件はないか)を常にモニタリングするのは非常に有効です。

その際に活躍するのが、商談レポートで、最終活動日を昇順で並べて、1週間、2週間以上間が空いた案件が発生しないようにケアします

1~2ヵ月空けて連絡してくれ!の時はどうするか

さて、このオペレーションをしようとすると、今4月だとして、下期に入ってから検討するから6月に連絡してね!というお約束への対応が出来ない気がします。

ただし、この場合は、6月1日に完了行動を記録しておくとレポートには表示されなくなります(レポートで今日以前の最終行動日の物を指定する)

未来にTODOを作れば良いのでは?という発想になられる方(頭いいですね!)もいらっしゃると思いますが、最終活動日は、TODOが『完了』した日付になるため、TODOで逃げる方法はうまくいきません(仕様が変わっていない限りですが)

通常の営業マンの利用シーンだとどうなるか?

SFDCの利用度合いが進めば進む程、取引先責任者、(もしくはリード)のレコードの連絡先・電話番号、メールアドレスを活用してお客様と連絡するようになります。

そのため、リードの運用においては、最終活動日の古い物を並べ替える事が簡単です。(関連アプリがないので)

(私の場合は、全リードを1週間以上遊ばせない!というルールを徹底していました)

さて、取引先&取引先責任者の場合は…

取引先責任者の最終活動履歴で並べ替えは出来ても、商談の最終活動日を引っ張る事が出来ません。

1ヵ月に10~20の商談を追いかけていた時は、TODOの関連先で商談を探してという事をやっていましたが、毎回やり続けると発狂しそうになります(なりましたw)

取引先でTODOを登録したら、関連項目の商談を表示して欲しい

と思って方法を探したのですが、実は上記の回答のように関連先の順番の変更や、デフォルトで表示するという機能は開発されていない状態でした。(日本で売る気あるんかーい!)

Lightning Web Components (LWC) を使う方法がおしゃれそうですが、開発用のコードを見ると、『コードレスどこいった!』と叫びたくなります

カスタム関連リスト (Lightning Web Components (LWC) または Visualforce):

  • より柔軟な表示を実現するには、カスタムの関連リストを開発する必要があります。
  • LWC (推奨): Lightning Web Components を使用すると、ToDoレコードのコンテキストに基づいて、関連する商談をカスタムロジックで取得し、任意の順序で表示するコンポーネントを作成できます。
    • 例えば、ToDoが作成された取引先責任者に紐づく取引先のオープンな商談を、最終更新日の降順などで取得し、リストの先頭に表示するといった制御が可能です。
    • このカスタムコンポーネントを、ToDoオブジェクトのレコードページに追加することで、ご要望に近い表示が実現できます。

フローを活用した実装方法

今回はフローを使って、皆さんのご希望を解決したいと思います。完成型は下。

各項目の設定は以下です。

ご不明点がありましたらお気軽にご相談下さい

最後の分岐

詳細は別途記載します

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